おからクッキー誕生物語

私が作ってます。ほしのお店のオーナーの野口です。

私はお菓子作りをするような人ではありませんでした。

元々仕事は建築現場で現場監督として図面を書いたりする仕事をしていました。

25歳の時に、激務の建設業界から逃げて将来、家族との時間を確保する為にIT関連の仕事で独立しました。

飲食店などのホームページや立上のサポートをする仕事を11年しています。

2018年に我が家に待望の娘が生まれました。

しかし娘は先天性の病気を患っており、原因が妻の栄養不足の可能性であると聞いて衝撃を受けました。
手術は無事に成功し命に係わる事ではないので、一安心ではありますが
いまでも年一回の検査入院で通院するたびに「もしかしたら防げたかもしれない」という思いがこみ上げてきます。

この時から健康や栄養について以上に興味がわくようになりました。

元々、妻は「無添加がいいのよ!」「野菜は土から無農薬!」「納豆のタレは使うな!」などうるさい人でした。
正直娘が生まれてくるまでは「めんどくさいな~」「また始まった。」と感じていました。

が・・・

今では私も一緒に調べています。

離乳食から始まり、今でも食事は添加物や栄養素に注意して作るようになりました。

かといって全てをダメだと思っている訳でもなく、普通にマクドナルドでハッピーセットを買ったり、ポテチだって買って食べる事もあります。

初めてのクレープ作り

私達は旅行が趣味なのですが、新型コロナの影響でどこにも行けない事と、お家時間が増えた事で、
お菓子作りに挑戦する事になりました。
私と娘の人生で初めてのお菓子作りです。
妻は頻繁にお菓子作りをしていたので、妻のアドバイス通りに作成しました。
ここからちょっとづづお菓子を家で作るようになります。

娘はまだ、混ぜるだけ、載せるだけ、ですけどね。

妻は病院勤務なので土日にいない事も多く、今では娘と私だけで週末にお菓子作りを楽しんだりしています。

※このころ実は私は体重が93キロほどある巨体でダイエットを決意した頃です。
ダイエットにはファスティングを採用していました。この話は後程回収します。

初めてクッキー焼いた日

初めてのクッキーを妻に鼻で笑われました。

見た目はボロボロで広がってしまい、とても甘くて娘には大好評だったのですが
妻には甘すぎる!と一括されました。

ちなみにため息をついて妻が翌日作ってくれたクッキーがコチラ↓

 

別にね競争している訳じゃないし美味しく食べれればそれでOKなのですが

私はどうやらショックだったようです。

娘の「ママの方が美味しいね」という言葉が・・・。

ここで謎の闘志が私の心の中で燃え上がります。

そして話はダイエットに

 

ダイエットは置き換えですぐに効果が出る。

私は元々やせ型で細長い顔をしていました。(過去形)そのせいで中学校のあだ名は「タイ米」でした。
体重が85㎏~93㎏くらいの写真です。中学生のあだ名がはるか昔の話のようです。

外食は多くジャンクフード大好きな私にとって妻の健康的な食事はやせる!と思っていましたが逆で美味しくて食べすぎてしまいご覧のような有様です。実は結婚してから20㎏以上太りました。

これではいけない!と感じた私はダイエットに取り組むのですが正直運動は苦手で食事制限をする事にしました。

今はやりのファスティングです。
友人の紹介でファスティング(一定期間固形物を断つダイエット方法)を始めるのですが・・・・。
私は朝昼の固形物を断ち酵素ドリンクを飲んでダイエットを開始しました。

1週間もしないうちに体重は2キロ3キロと落ちていき、それは痩せるのではなく「やつれる」に近かったです。笑
周りの人にも「え?痩せた?大丈夫?」って心配されたものです。

ファスティングで痩せる事は解った。でも固形物が食べたいんじゃ!!!!
ファスティングは効果がありますが、ストレスも凄いんです。

いろいろ試しました。
プロテイン、青汁、スムージー・・・。

いや!飲み物じゃないの!
固形物がいいいいいいいいの!

ここで出会ったのが、「おからクッキー」でした。

クッキーなのにダイエット?甘いもの好きの私には美味しい話でした。
そんな美味しい話はない!

でもこれも市場調査だ!

そこでは私は数万円分のおからクッキーを注文してのちに妻に怒られるのでした。
おそらく世に出ているであろう「おからクッキー」はほぼ試したと思います。

 

私は
ファスティングの一部に3枚だけ、4枚だけと独自のルールを決めて
おからクッキーのヘビーユーザーになっていきました。
今までの空腹感は本当に和らいだと思います。
断食よりは痩せるスピードは落ちましたが、無理なく健康的な痩せ方だと感じています。
断食する人はストイックな人じゃないと向いてないと感じています。笑

※逆に太るおからクッキーも沢山存在します。笑

 

そして、娘とのお菓子作りがいつの間にか
おからクッキーの研究へと進化していくのです。

おからクッキーのヘビーユーザー

93kg→

58kg

そしておからクッキーを自作し続けているうちに体重は58キロまで減っていました。

おそらく、もうこれ以上は痩せないでしょう。58~60㎏を行ったり来たりしている状態です。

93キロから58キロ、実に35Kgの減量に1年ちょっとでダイエットに成功しました。
今も体重はキープしています。

ここに来るまで

いろんな、おからクッキーを試しました。

・おそらくダイエット効果は1番だけど「不味くて食べれないもの」
・甘すぎて全然ダイエットに向かないもの
・添加物やばすぎな物

健康的な物で子供に食べさせたい!
自分も健康的に痩せたい。

この想いからバランスの良いおからクッキーを作る事になったのです。

ここで商品の形が出来上がりました。

娘が好んで食べる健康的なおやつな存在の【ベーシック】と
私が置き換えダイエットとして食べる【ヘルシー】の2種類ができました。

が・・・
まだお店を構える段階ではありません。
この時期が2021年春過ぎの話です。

友人からのお願い。

ある日、飲食店経営者の友人から電話がありました。

元々バーをしていた場所が空くから借りないか?って話です。
その経営者にはめちゃめちゃお世話になってるしお役に立ちたい!という思いから
店舗経営などした事はなかったのですが、お店を借りる事に!

でも何をしようかな?って思っていた時に
妻から「おからクッキー売ったら?ちゃんと痩せたんだし喜ばれるよ?」と言われ
人生初のクッキー屋さんを開業した訳です。